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業務フロー現地調査編
by Carryfit
Carryfitが現地調査の効率性を高めるのはもちろん、調査の質を向上させ、調査しながら調査結果の報告資料がほぼ完成するなど結果報告の迅速性を高めます。
結果的にお客様の満足度も向上できます。
ここでは、一般的な現地調査の業務フローに沿ってCarryfitの機能をご紹介します。
現地調査準備(地図の用意)
・地図画像を用意します。紙地図のスキャンデータまたはCADやGISからエクスポートした地図画像を利用できます。
※JPG,PNG,GIF,TIF,BMPに対応
・2点の座標を指定すれば、あらゆる画像を地図画像として使用できます。また、ワールドファイル(tfw、jgw、bpw)を持つ地図画像であれば、自動的に座標が設定されます。
・任意の2~4点の座標(緯度経度または平面直角座標)を設定し、幾何補正してCarryfitプロジェクトを作成します。
・ShapeファイルやSfcファイルを地図として読み込み、Carryfitプロジェクトを作成します。
現地調査準備(テンプレート登録)
・Excelなど日頃使い慣れたソフトで作成した現地調査用の帳票の雛型(以下、テンプレート)をCarryfitに登録します。
・定型的な調査では、情報の取り残しを防止できます。
現地調査
・Carryfitプロジェクトを開きます。GPSレシーバに接続し現在位置を取得します。
・GPSからの位置情報により現在地が地図上に表示されます。
必要な情報を作図ツールで作図します。(以下、作図した図形を”オブジェクト”と称します)
・調査対象物の写真撮影を行います。
・調査地点を表すシンボルや矢印など写真を関連付けたいオブジェクトを選択し、写真取込ボタンを使って写真を取り込みます。
・オブジェクトに写真が関連付けられます。
・GPSによる現在地や軌跡上に、自動的にシンボルを作図し、リアルタイムで写真を関連付けすることもできます。
・登録したCarryfitプロジェクトを開いて、関連付けた写真をベースに、より詳細な調査へと作業を進める事ができます。
・現場にお客様が同行している場合などは、お客様からの指示やコメントを写真上に作図して内容を確認したり、記録として残すことができます。
※複数の画像の関連付けや、任意のファイルの関連付けも可能です。
・登録しておいたテンプレートを図形または写真に関連付けて、必要事項を記入します。
※テンプレートに写真画像等を自動で貼り付ける機能もあります。
※帳票が不要な調査の場合は、この工程は不要です。
打ち合わせ
・調査から戻ったときに、概ね中間報告のプレゼン資料ができます。
・打合せ内容に合わせて適宜・迅速に当該地点図形を選択して写真をプレビュー表示するなどして説明していきます。
・打ち合わせ内容を地図や写真に書き込んで、意思確認をしたり、打ち合わせ内容を確実に記録します。
報告書作成
・情報を書き込んだ写真や元画像を、JPG形式等で書きだせます。
(Microsoft Word, PowerPointなどとの連携が容易)
・写真等を一括で書き出せます。(アルバムソフトなどで写真台帳を作成)
・テンプレートへ写真を自動で貼り付けることができます。(写真付き帳票として活用)
成果物の納品
納品先にCarryfitで作成したデータを納品することもできます。データの閲覧には無償のCarryfit Viewerを用意してあります。
問い合わせ対応
・お客様からのお問い合わせに迅速に対応できます。
・例えば、長い時間が経過してからのお客様からのお問合せや、前担当者から引き継いだ事項に対するお問合せに対して、紙資料などを探す手間もなく、当時の作業内容や判断なども素早く理解ができます。