Carryfit Ver.1.1.0 リリース
Carryfit Ver.1.0.0からの変更点を記載します。
【新機能】
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自動バックアップ |
プロジェクトファイルのバックアップを自動で実行する機能を追加しました。 ・バックアップは、プロジェクトを開いてから10分間隔で実行します。 ・バックアップファイルは、プロジェクトファイルと同一階層に.backupを語尾に付加したファイル です。 ・バックアップファイルは、上書き保存するので、常に一つしか存在しません。 ・バックアップ処理は、バックグラウンドで実行されるので、Carryfitでの作業に影響を与えません。 |
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圧縮形式ファイルに対応 |
Cmap/Cfitプロジェクトの圧縮形式で保存する機能を追加しました。 ・Cmapプロジェクトは、Cmz形式(.cmz)というファイル形式です。 ・Cfitプロジェクトは、Cfz形式(.cfz)というファイル形式です。 ・Cmz形式には、関連するCfitプロジェクトのデータ(関連付けた写真、ファイルを含む)も 含まれています。 ・Cmz、Cfz形式を読み込むときは、展開先ディレクトリの指定を求めてきますので、 その指定された場所にCmap/Cfitプロジェクトを解凍します。 |
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図形の単一選択 |
図形を複数選択されている状態から、単一の図形を選択する機能を追加しました。 ・選択されている図形リストから、単一選択したい図形を選ぶことができます。 ・大きい図形内に小さい図形があるような重なった状態から、図形を一つだけ選択したいときに 使用します。 |
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図形の拡大・縮小 |
図形を単一選択されている状態から、図形の拡大・縮小をする機能が追加しました。 ・対象となる図形は、円・矩形です。 ・一度に幅・高さを変更することもできるし、どちらかだけを変更することもできます。 |
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図形の頂点移動 |
図形を単一選択されている状態から、図形の頂点移動をする機能が追加しました。 ・対象となる図形は、矢印・折線・自由線・多角形です。 ・移動したい頂点は、複数選択することもできます。 |
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図形のプロパティ |
選択している図形の図形情報から、図形のプロパティを表示する機能を追加しました。 図形のプロパティでは、図形の原点・サイズや頂点の修正をすることができます。 |
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選択図形のスタイル表示 |
選択している図形の色、サイズ、種類などのスタイル情報が表示されるようになりました。 ・複数選択している場合は、共通するスタイル以外は空白表示になります。 ・図形の形状が異なっても、共通するスタイル情報は表示されます。 |
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現在地を作図 (Map) |
GPSが示す現在地にシンボルを簡単に作図する機能を追加しました。 ・ボタンを押すだけで現在地にシンボルを作図します。 ・作図するシンボルのスタイルは、現在設定されている状態になります。 |
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GPSログの書き出し (Map) |
GPSから受信したすべての情報をファイルに保存する機能を追加しました。 ・Carryfit Mapを起動してから現在まで受信したすべてのGPSログを書き出します。 ・GPSログは、測位時刻や測位座標などのデータを持ちます。 |
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複数写真の関連付け (Map) |
Carryfit Mapで、図形に複数写真を関連付けする機能を追加しました。 ・2~9個の写真を関連付けすることができます。 ・すべての写真を含む合成写真をホーム画像とするCfitプロジェクトを作成します。 ・写真は、ホーム画像の座標(0, 0)にある写真というテキストの図形に関連付けられます。 |
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キャプチャ (Standard) |
Carryfit Standardにも、キャプチャする機能を追加しました。 現在の表示領域に矩形を作成して、表示領域をキャプチャした画像を関連付けます。 |
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音声の録音、再生 (Standard) |
Carryfit Standardで、写真及び図形に音声を関連付けする機能を追加しました。 Carryfitで録音状態にして、マイクから音声入力するだけでその音声がMP3形式で保存され関連付けられます。 また、Carryfitに音声を再生できるプレイヤーも装備しているので、録音した音声をその場で再生することが可能です。 |
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表示範囲をExcelに自動貼り付け |
任意の範囲、図形の、写真画像をExcel自動貼り付けする機能を追加しました。 現在の表示している領域で、選択されている図形だけを対象にしたExcelファイルを作成します。 テンプレートは事前に用意します。 |
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DXF形式での書き出し |
Carryfit Mapで、DXF(R15)形式での出力する機能を追加しました。 これにより、Carryfitで作成したデータを他のCADソフトで扱うことが出来ます。 出力対象となるオブジェクトは、図形と軌跡で背景や名称は出力されません。 また、塗潰し、透過、線幅も非対応になっていますので注意してください。 |
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Excelに自動貼り付け |
Carryfit Mapにも、写真画像のExcel自動貼り付け機能を追加しました。 テンプレートの指定が貼り付け時にある点と、オートシェイプの名称方法がCmap+○○という点がCarryfit Standardとは違います。 |
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Wordに自動貼り付け |
Carryfit Standardで、写真画像のWord自動貼り付け機能を追加しました。 基本的には、Excel自動貼り付けと同じです。 |
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座標修正 |
Carryfit Mapで、新規作成時に設定した左↑、右↓の座標を修正できるようにしました。 これにより、座標系や座標を間違って設定してしまった場合の修正が可能となりました。 しかし、それまでに描かれているGPSの軌跡はクリアされます。 |
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背景入れ替え |
背景に使用している画像を置き換えることができる機能を追加しました。 背景画像が変更されていく場合に、背景を更新するときなどに使います。 図形の位置は画像上での絶対位置であるために、画像のサイズが小さくなると表示されなくなる恐れがあります。表示されなくなった場合、図形が削除されたわけではなく見えなくなっているだけということに注意してください。 |
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画像ファイル対応形式の追加 |
写真などの画像ファイルの読み込める形式に、Bitmap・TIFF・GIF・PNGが追加されました。 写真に図形が描画された状態の書き出し(ドラッグ&ドロップも含む)でも、EMF以外の形式のPNG・JPEGでも書き出せます。 それらの設定は[ツール]-[オプション]で行います。 |
【変更、改良】
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カーソル表示 |
図形の選択や移動の操作をサポートすること目的に、マウスの動きに合わせてカーソルの表示が切り替わるようになりました。 具体的には、図形選択では選択できる図形上に来たときだけ選択カーソルになり、図形移動では移動できる図形上にあるときだけ移動カーソルになります。 また、新機能である図形の拡大/縮小、頂点移動についても同様なカーソル表示の切り替えがあります。 |
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図形選択 |
[Shift]キーを押しながら選択で追加選択、[Ctr]キーを押しながら選択で選択解除といった選択操作の拡張がされました。 また、選択している図形をはっきりわかるようにする為に、頂点座標ハンドルと領域線を表示するようにしました。 |
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GPS通信 |
通信開始時に、接続設定が正しいかを確認する意味で、接続できるか、情報を受信できるか、受信した情報がGPSの情報かなどを検証するようにしました。 | |
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関連エクスプローラ |
より柔軟にユーザー名の設定や一括書き出しを行えるように、いままでオリジナル版とEMF版が機能として分かれていましたが、統一してさらに拡張しました。 ・オリジナルか図形付きか、ファイル形式を事前に設定できます。 ・テキスト、シンボルなどの文字を簡単にユーザー名に設定できます。 ・簡単でかつ柔軟にユーザー名に連番を付ける ・一括書き出し後にログ表示 |
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その他 |
(Carryfit Map及びCarryfit Standard) ・ライセンス登録したときに、ライセンス及びインストールしたパソコンの情報を送信。 ・Cmap、Cfit形式のファイルアイコンを変更。 ・初期設定の間は、起動時に表示する画面(スプラッシュ画面)を表示して、初期設定終了後に自動的に閉じる。 ・検索、位置確認、距離計測での操作がメイン画面に連動するように変更。 ・地図の表示の細かさを倍率に応じて、3段階で変化させるように変更。 ・写真、撮影日時、図形の名称を表示する文字は、表示倍率での相対サイズだったが、背景画像に対する絶対サイズに固定できるように変更。 ・写真情報、図形情報タブの上部にあるIDを、写真ID、図形IDのような名称に変更。 ・写真、図形のユーザー名は複数行表示に対応 ・図形の検索に形状という項目を追加。 ・図形検索の際にすべての項目からキーワード検索できるように変更。 ・写真の書き出しの際に、写真画像の回転角度を指定できるように変更。 ・JPEG、PNG形式で、Excelへのドラッグ&ドロップに対応。 ・Excel自動貼り付けで、複数シート、複数写真に対応。 ・Excel自動貼り付けで、オートシェイプ名の半角/全角を区別しないように変更。 ・キャプチャの画像はオリジナル画像から作成。 (Carryfit Map) ・Cmapプロジェクトの新規作成で、座標を設定する入力画面を変更。 ・Cmapプロジェクトの新規作成で、PNGの場合に座標読み込み(CSV) ・マウスポインタの位置の座標をステータスバーに表示 ・情報エリア→Cfitプロジェクトの写真プレビューサイズを簡単に大きく表示。これによりStandardを起動しなくてよくなったので、簡単なプレゼンがやりやすくなりました。 (Carryfit Standard) ・レイヤでの撮影日時の表示設定は、非表示が既定値なるように変更。 ・関連ファイルにショートカットが設定されている場合でリンク先が存在しないときは、Cfitプロジェクトと同一階層に存在すれば自動修正。 |
【不具合修正】
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Cmapプロジェクトを座標系:第5系で作成した場合に発生した座標のずれ |
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Cfitプロジェクトの新規作成できない問題 |
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写真、関連ファイルのリストで、ファイル同士が重なる問題 |
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ワールドファイルで座標を読み込んだときの計算を若干修正 |