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2010年12月1日

Carryfit Ver.2.0.0 リリース

Carryfit Ver.1.1.0からの変更点を記載します。

【新機能】

ファイル 読み込み可能な形式の追加
地図画像として読み込めるファイル形式を追加しました。
・ラスターデータ以外に「sfc」「shp」ファイルを地図画像として読み込むことが可能になりました。
ファイル 地図画像の複数読み込み
地図画像を複数読み込み可能になりました。
・下図レイヤーとして複数の地図画像を読み込んで表示・非表示の切り替えが可能です。
編集 図形描画レイヤー
図形描画レイヤーを導入しました。
・例えば調査日ごとにレイヤーを変えて図形を描画することが可能です。
編集 図形に任意の属性データ
図形に任意の属性データを持たせました。
・ユーザーが任意に属性項目(調査項目、チェック項目)を設定できます。
・図形情報のcsv書き出しで調査データの一覧を簡単にエクスポート可能です。(整形は必要)
・shapeファイルにも属性値が付与されます。
編集 複数写真の関連付け
描画した図形に、複数の写真を関連付けることができるようになりました。
・図形に複数の写真を関連付けできます。
・後から追加もできます。
・任意のファイルも関連付けできます。
編集 軌跡のレイヤー管理
軌跡をレイヤーとして管理するようにしました。
・GPSを通信開始して終了するまでを一つの軌跡レイヤーとして管理します。
・軌跡ごとに色を変えたり、表示非表示を切り替えることができます。
編集 複数調査データの結合
複数班で調査したデータを結合することができるようにしました。
・複数班で調査したときに、図形情報を結合することができます。
表示 関連付けた写真の一覧表示
関連づけた写真を一覧表示できるようにしました。
・Carryfitプロジェクトに関連づいている写真を一覧表示できます。
・一覧表示した写真を選択して、その写真が関連付けられている写真を検索することができます。
ファイル GPS関連機能の追加
GPS関連機能を設けました。(推奨する使い方ではありませんが、GPSの位置精度を勘案して利用できる場面で使うことができます)
・写真を撮影した時刻と軌跡点の時刻をマッチングして、その場所に写真を関連付けることができます。(調査中にリアルタイムで、帰社後に調査結果の軌跡に対しての両方のパターンが可能です)
・データロガー付のGPSに保存されたnmeaファイルを軌跡情報として読み込むことができます。同時に写真を関連づけることもできます。

【変更、改良】

ファイル 地図画像の配置方法の改善
地図画像の読み込み方法を改善しました。
・左上と右下の座標入力以外に、任意の2点または3点、4点指定で地図画像を配置できます。
・上述の改良に伴い、北が上の画像でなくとも読み込み可能になりました(取り込んだ画像は北が上向きになります)。
・座標の指定を平面直角座標値だけでなく緯度経度でも入力可能になりました。
編集 文字サイズと線幅
縮尺の概念を導入して、文字サイズや線幅などの値に意味を持たせました。
・キャンバスの縮尺(≒地図画像の縮尺)を設定することで、文字サイズの10Pなどが意味を持つようになりました。(旧バージョンでは10Pと設定しても下図のピクセル数などによって10Pの大きさが変わってしまっていた)
ファイル その他の機能改善
・dxfファイル書き出しで図形のユーザー名も書き出されるようになりました。
・図形検索機能を改良しました。
・位置確認ツールで平面直角座標指定が可能になりました。
・図形の種類ごとに図形スタイルの記憶ができるようになりました。
・設定ファイルのインポートエクスポート機能を追加しました。(部分インポート、エクスポート)
・写真取り込みリストで1部の写真をリストから外すことが可能になりました。(間違えて写真を関連付けたときに利用)
・写真取り込みフォルダが複数設定可能になりました。
・関連付けた写真のプレビュー表示枠サイズの自由度を向上しました。(属性入力の利便性も向上)